家庭教師と塾とどっちがいいの?

従来の集団指導塾と家庭教師ではそれぞれの良い所と悪い所があります。

家庭教師の良い所
・自分の学力やペースに合わせて教えてくれる。
・不得意科目を克服したい、英語を伸ばしたい等の目的に合わせて教えてくれる。

家庭教師の困ったところ
・学生が多いので、当たりはずれが大きい
・相性が悪くても変えにくい
・家の人の負担が大きい
・授業料が高い

集団指導塾の良い所
・学習環境が整っている
・ライバルがいるので緊張感がある
・情報が豊富

集団指導塾の困ったところ
・自分はわかっていないのに進んでいってしまう
・わからないところを質問しにくい
・時間が決まっているので、部活との両立が大変

「個別指導」は集団指導と家庭教師のそれぞれの良いところをくっつけた塾。
ただし、個別指導も万能ではありません。個別指導を選んだほうがよい子とそうでない子がいます。

「個別指導」に向いていないお子様

通知表がオール5に近いお子様は「集団指導」が向いています。

個別指導で高い学力に合った高度な勉強をしている生徒さんもいるのですが、やはり長期的には自分より優秀な人間を意識できる環境で、ライバルに揉まれて勉強した方が、その後の大学入試に向けても「自分よりデキル人間がいる・・」「あいつには負けたくない!」と意欲的に勉強できるようです。
具体的には公立トップ校何人、という合格実績を毎年出している「合格実績型の塾」をお勧めします。ただ、合格実績型の塾では、学力別クラス編成で「実績を出せる上位クラスに優秀な講師を配置する傾向がある」ようなので、中位クラスにいるようでしたら、個別指導で「自分のトップ校を目指す」方が無難かもしれません。
また、「○○高校何人!」という合格実績も、その塾の生徒数で割ると非常に確率の低い大手塾もあるようです。小さくてもかなり高い確率で優秀な高校や大学に進学者を出している塾もあるので、チラシやHPを良く見たり、お電話で問合せるなどして比較されることをお勧めします。

通知表がオール1に近い生徒さんは「家庭教師」が向いています。

数学と英語の通知表が1年間ずっと「1」の場合は家庭教師が向いています。
社会や理科は暗記科目なので、お子様が「勉強の仕方」さえ分かれば成績を上げるのは難しくありません。ただ、数学や英語は積み上げ科目なので、1年以上「1」が続いている場合は、おそらく中学のはじめからつまずいている所を復習しないと成績が上がる可能性は低いと思います。
その場合、じっくりお子様とコミュニケーションをとって「どんなことが好きなのか?」「何のために勉強するのか?」も含め、保護者の方とも一緒に相談しながら、1対1で指導する方が学力が伸びやすいと思います。
家庭教師はどうしても当たりハズレがありますが、勉強が本当に苦手なお子様には、勉強以前にご家庭での学習環境や講師との信頼関係がとても重要です。話をとことん聞いてもらえる大好きな先生と1対1で「安心して勉強できる環境を作ること」からスタートすることをお勧めします。

「個別指導塾」はどうやって選ぶのが正解?

全ての方に、個別指導が向いているわけではありません。
ただ、一般的には学校成績が1科目が最高で80点までで、まずは「学校の成績を上げたい方」は、通っている学校の進度やお子様の学力に合わせて指導できる個別指導が向いています。
個別指導塾も様々ありますが、一般的には以下のポイントがあげられます。

1.先生がコロコロ変わらない。
2.春休み、夏休み、などの講習は苦手な所を効率よく復習してくれる。
3.通常の授業は学校の予習をしてくれる。
4.テスト前は無料でテストの対策授業をしてくれる。
5.テスト前は習っていない科目も教えてくれる。

合格実績って重要視するべき?

上位校への合格実績を発表している塾も多数ありますが、
お子様が本当に行きたいと願っている志望校へ合格できるかどうかがポイントです。
上位校への合格者が多いからといって、入塾したお子様がすべてそうなるとは限りません。
また、塾によって平均点以下のお子様の入塾を断っている塾もあるようですので、見極めが大切です。

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